眠らない街、蒲田
早朝、午前5時出発。
限りなく始発に近い時間、東京方面へ。
東京駅下車、八重洲北口へ。
宮古島で朝日を眺めた翌日
ここ東京で夜明けを迎える。
5時30分の900円バス
(事前予約)で一路成田へ。
※この特典航空券の本丸国際線区間に
搭乗すべく。
主にLCC利用者向け定番の
羽田成田間ほぼ最安移動と言っていい。
スカイツリーをぐるりと迂回して。
およそ1時間で
成田空港第2ターミナルへ。
これから続々深夜便が到着する
ゲート前は未だ閑散。
忘れません。
マレーシア欠航の悲劇
そしてその後の処置。
ここで多くの乗客が再入国し
足止めを受けました。
そしてやってきました「Lカウンター」
限られた者のみが利用できる、
どセンターカウンター。
このブログの原点とも言える場所。
聖地と言っても過言ではない。
オープン7時前。
今日はここにファースクラスの客
としてではなく。
ワンワールド・エメラルド会員
エコノミークラスの客として
チェックインする。
革張りのカウンター前の椅子も実は
オープン前なら誰でも座れる無法地帯。
スタンディングの特にプレミア感のない
普通のチェックインを済ませ。
出国。
開店時間に合わせて入店という表現が適切か、
リニューアル本館
成田国際線JAL
ファーストクラスラウンジ。
イミグレより1つ上の階、こちらはほぼ
お食事メインのダイニングエリア。
なんとも歪な形をしたフロア。
キング・ペリエ率いる
美しすぎる並びの洋酒の数々。
オープン直後は旧名寿司バー?も
スタンバイ中。
ネットカフェから目覚めてきた客が
飲むものとは思えない朝シャン、
そのギャップがたまらない。
場の雰囲気にふさわしいものが
そこにあるわけで。
目と耳と舌をフルにつかって。
楽しみたいその瞬間。
細かな説明はいらないそれが
ファーストクラスラウンジ。
混雑前のこの時間だからこそ。
味わえる至福の時。
例えそれが
エコノミークラスであったとしても。
いわゆるシースー朝シャンタイムを済ませて。
もう1つの本館ファーストクラスラウンジへ、
1つ下の階へ降りる。
ごった返すサクララウンジとは反対サイドに
旧ファーストクラスラウンジのあった
隠れ家的スペースがある。
まっさきにここで靴磨きサービス。
まずはこれで宮古島の砂を払う。
そして本当の第2の朝シャンタイムを迎える。
そのタオルはふかふかの今治タオル。
これはサクラとの明確な違い。
隠れ家の正式名称
「JAL's SALON」と申します。
上質な大人たちの集まる空間。
というにふさわしいほどよく落とされた
照明と静寂空間。
ワイン?シャンパングラスで
いただく抹茶。
そこに合わせる和菓子。
ここがまさしく日本航空の本気を感じる場所。
なのかもしれない。
世界に足元を見られないように、
すくわれないように「きっちりここで整えて
世界へ飛び立て日本人!」
という願いが込められるいるかのような
サービスであると感じる。
この空間によりふさわしい人格を
作り上げてまた訪れたいもの。
ピカピカ・テカテカになった靴を
履いて、再びダイニングへ。
中長距離便がずらりと並ぶこの時間の
ラインナップ。もう少し時間あるので。
しっかりした朝食を
「JAL's Table Menu」にて。
シンプルに和御膳。
その他これだけ豊富な種類の
ファーストクラスラウンジモーニング。
お手洗い。
こちらはペーパータオルなんて使いません。
個別おしぼりサイズのタオルをご用意。
ちょっと中東的なイメージ。
世界というかアジアと
対等にやりあうため
リアルマッサージの
復活を強く望む。
ダイニングの奥はちょっとした喫茶空間。
チープな言い方をすれば
無制限スープスットック。
初心に戻って寿司カウンターを反対側から。
これぞ日本を感じさせる空間と言う
拘りの深さを感じながらいただく
締めのフルーツ&ミルク。
JGCプレミア失効の
カウントダウンは始まったばかり。
2020しっかり堪能したいこの特別な空間。
続く。