この回は
JL4便ニューヨーク行き
の魅力について集中してまとめたい。
早速搭乗、運命の分かれ道。
選ばれし8名のみが進める分岐点。
今回は選ばれぬものとして進む。
シアトルの顔と言ってもいい方の横を
通り抜けていく。
これが
今回13時間フライトでお世話になるシート。
JALスカイスイート、
初号機といってもいい。
概ね3枚窓分のスペースがある。
これがクリスタルへ
こだわったもう一つの理由である。
窓側かつ前列の選択肢。
このプライベート感をもとめて
ここまで前座を整えてきたのである。
機体中央を見るとこの眺め、
この仕切りを上げた時の個室感は
容易に想像いだける。
前列が前列でない喜びとはこのこと。
全席通路アクセスが売りながらやや狭の
弱点を克服している最前列。
続く後方の眺めはこんな具合。
右手に見えるサクララウンジ。
そこに映る機影が非常に美しい。
ETROのポーチに
で出発を待つ。
概ね13時間10000kmのロングフライトの
はじまり。
東京ニューヨークのルートは案外陸路を
伝っていくことがわかる一枚。
18時過ぎ。
日没の迫る第2ターミナルに別れを告げ出発。
笑顔で他社の旗艦に見送られる。
そして久しぶり。
BEDDのメニューを表を開く。
要約すると
スターシェフが空の上に特別レストラン
を営業中。
選択する。ごく当たり前の行為である。
そしてこれが豪華
「ANY TIME YOU WISH」
ラインナップ。
777-300ER真横にカメラを向けてみる。
大型機の2-3-2配列の豪華仕様である。
飲み物には当然、日本酒を合わせる。
切れのある
東洋美人クルーで固められたJL4便、
そこでいただく東洋美人は格別で。
酔いはぐいぐいまわるアルコール分16度。
そして進む料理の数々。
内容はメニュー参照。
以下写真にご紹介ダイジェスト。
「airweave×JAL」
のコラボクッション。
そして食後のひと眠り。
扉はなくとも十分すぎる個室空間
元祖スカイスイート。
半日以上あるその航路。
ストレスは微塵にも感じさせない。
太陽に向かって進む航路の夜明けは早い。
目覚めのカツサンドにコーヒー。
カツの厚みが豪快な目覚めを演出。
タッチパネルでお食事及びお飲み物を
オーダーできる素晴らしいシステム。
アンカレッジ上空へ。
一応アメリカにさしかかったと
言っていいのか。
見慣れぬ大地の美しい機窓を眺めながら。
この上ない優雅な時を過ごさせていただく。
「ちょっと完成度高すぎました」
といわんばかりのこの
スカイスイートシリーズ第1弾。
頭上の収納からマットを取り出し
ベットバージョンに。
横になってまったりしたり、
時折外の景気を眺めてみたりと。
至福の時はゆったりと過ぎていく。
史上最もおいしく感じるスカイタイム。
文字通りスカイタイムを刻む。
なんとなくレベルの高いクルーに乗客が
埋め尽くしているような。
そんな雰囲気のある機内空間。
到着前、ANYTIMEに記載の和食をいただく。そこにフルーツを添えている状態。
食欲そそる色鮮やかなお食事。
これが機内でアメリカの上空で食べられる
というのは贅沢な話である。
隣席は空席であったのとでもはや
気分的にはファーストクラス感覚。
そして眼下に。
ロングアイランドが。
そしてマンハッタンが彼方に。
12時間先の東に進めば12時間後の時を刻む
土地では出発日時同一時刻に到着する。
文句なしの日本航空最強最長路線に納得して
世界の中心へ。
降り立つ。
続く。