定刻というより世界の日航。
30分近い早着。
若干雲行きの怪しい
デルタ軍団の並ぶ空港。
広大な空港をタキシング中。
ぽつりぽつりと雨が降り始める。
そして機長から残念なお知らせ。
早着によるゲートのオープン待ち。
そこにマンハッタン方面から迫る嵐、
管制の混乱が加わり
早着分をすべて吸収する待ちぼうけ。
ある意味世界の定時到着率に間違いない。
ビジネスの特権、JL4便トップ10に入る
乗客で高速イミグレへ。
しかし相変わらずスローリーな入国に、
ホノルルの手際の良さを見習ってほしい。
「前回のホノルルの滞在が短いね。
今回はどのくらい?」ご指摘を頂戴して
晴れて米国へ入国。
第一都市はアメリカ・ニューヨークへ。
ターミナル1、
得意のタクシー客引きをガン無視して一目散
https://www.jfkairport.com/to-from-airport/air-train
「AIR TRAIN」へ
何しろもはや19時前、
日程がつまっております。
8年前に来たこの地あまり大きな変化は
見られず。
迷うことなく空港循環を組み合わせ
太陽が再び顔を出したら伺います
ターミナル8経由でジャマイカへ。
飛行機雲ならぬ、飛行機線路。
センスが良すぎるアメリカンスタイル。
これぞチーパーな組み合わせ、
シンプルな案内に勝るものはない。
という事で
およそ7.75ドル800円アクセスで市内へ。
ジャマイカの改札も精算機もほとんど
変わり映えのしない風景。
ありがたいような残念なような
そんなニューヨークの空の玄関口。
ロングアイランド鉄道のトラックを通過。
いま振り返って写真を見るといちいちアメリカは表記にセンスを感じてしまう。
突き当り地下鉄へ直行エレベーターへ。
メトロカードに
少々のチャージを済ませてE線乗り場へ。
相変わらずの回転バー改札にこの照明。
歴史を感じるE線トラック。
ちゃんとありますホーム非常ボタン。
そういう意味でも
しっかり治安は保たれている。
E線はほぼこのJFKとマンハッタン島
南のWTCを結ぶために
あると言っていいシンプルライン。
この辺りの案内表記は日本と遜色ない出来。
車内はちょっと時代遅れ感のある停車駅案内。
それでもとてもわかりやすいありがたい
表示板。
5月末のロングアイランドシティ、
まだまだ明るい日没は20時過ぎ。
コートスクエア23ストリート駅で下車。
ロングアイランドの果て、
クイーンズのはずれ、
マンハッタンはもう目と鼻の先
とでもいおうかそんな住宅街に
今宵のホテルというよりホステルがある。
空港からジャマイカ地下鉄乗り換え1回。
駅から徒歩7分、およそ800円。
その所要時間は1時間。
レンガ造りの昔の工場のような雰囲気の場所。
「ザ・ローカルホステル NYC」という名のホステルがある。
1階はカフェというかバーが併設されていて
若者で賑わう。そこを抜けて
突き当りにチェックインカウンターがある。
高速英語でありながら
丁寧さ温かみのある案内をしてくれる。
最後にそのカフェ&バーのフリーチケットを1枚サービスしてくれる。
相当大きな部屋数があると思われるホステル。
1泊弾丸滞在ながら
一番奥の男女共用6人部屋へ。
部屋の写真は割愛HP参照。
カーテンなどは無い軋む簡易ベッドのみ。
清潔さのたもたれた究極の簡易型ホステル
である。荷物置きボックスはあるが鍵はない。
そんな今宵のお宿に7000円を投じスーツケースを置き
マンハッタンへ向かう
20時過ぎ。
続く。