さてここから夕刻、
チャンギ空港を目指す。
外回り外回りをしていけば大きな混雑には
出くわさないだろうという想定で
赤・黄色・青・緑の線に乗り換えていく。
出だし上り方向の列車、
さすがにど真ん中を目指す路線の混雑。
といってもまだましなほうか。
日没を迎えるSG。放課後のグランドの風景。気温の落ちる貴重な時間か。
レッドラインとはお別れ。タップ&ゴー!
マスターのフレーズか。
乗り換え乗り換え途中ボンバルディア機に
乗り合わせたりと
ブルーライン、航空ショー以来の
EXPO駅へ。
地上から高架ホームに上がって
乗り方として
適切だったかは定かではないが・・・。
マレーシアの国境からここチャンギまで
支払った交通費は4SG$にも満たない。
300円ほど。頗る安い。
つまりジョホールバルの空港からでも
ワンコインほどである。
概ね2時間、空港からなら3時間ほどか。
シンガポールを素通りして
チェックイン出国へ向かう。
いまだに住み分けがよくわかっていない
チャンギエアラインマップ。
本日ご利用日本航空はT1にあたる。
そしてここからつなぐ航空券がこちら。
海外発券をもう一本繋ぐ。
その理由は1つ。トータルコストが安いから。
完全にJALの術中にはまっているが、
JMBサファイアの力とは
それだ偉大なのである。
解説する。
まずこのEチケット↓↓↓
日本往復(着地福岡・発地大阪)
その総額667ドルおよそ53000円ほど。
決して安くはない。と思われがちだが
しかし他の海外発券同様特筆すべき点は、
予約クラス「O」
加算率は確かに50%。
されどこれを補う2つの力が作用する。
それがJMBサファイアによるボーナスマイル。
ツアープレミアムによる50%補填マイル。
JALカード ツアープレミアム(カードの機能) - JALカード
これで予約クラス「O」に対する
基本マイルの3倍の力
言い換えると本来のシンガポールー東京間の150%のマイル。
つまりはエコノミーにして
ファーストクラス以上のマイル積算率が
実現できるのである。
その積算マイルは
国際線部分だけで5000マイルに及ぶ。
どうだろうか片道総額26000円の航空券。
しかもマイル加算も含め国内線部分が
ついてくるわけである。
いわゆる実質という表現を借りるなら
片道10000円ほどで
利用できるのである。
十分にLCC、いやそれ以上にお得感のある
運賃であることがわかる。
ちなみに
これが逆向き(日本発)だとそうはいかない。
日本のエコノミーセール運賃は基本的にどれでも
予約クラス「Q」で売られている。
これは極悪非道の加算率30%、
しかもツアープレミアムも非対応。
これをセールと言っているのである。
それでいて決してお安いとは言い切れない。
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こうして私は
JALの手中で踊らされていく。
最終話へと
続く。