タイトルなき悲しい旅の記録⑤
これはタイトルなき
悲しい旅の記録である。
ただその記録は残念ながら
途中で途絶える。
続ける。
駅から徒歩5分。再び雲西駅へ。
ホテルシャトルバスは1タまで。
そこからさらに2タ行きの循環バスに
乗るのは相当なロスタイム。
手持ちはやっかいな
合わせ技航空券。
ということでAREXで3駅終点T2へ向かう。
前回はソウル市内へ向かい、
今回は逆方向6時半の駅。
海外では常識のフリーウォーター片手に。
見慣れた感満載のAREX。さすがに空港
就業者らしき方々でそれなりの混雑。
T1でほぼ全員降車T2まで15分ほど。
ホテル空港間アクセスでの消耗はない。
出発3Fに
迷うことなくあがる。
これが朝のT2のみの出発ラインナップ。
早朝より日本全国からアジア各地へ相当数の
フライトがあることがわかる。
これほぼ全て大韓。さすがに規模の違いを
見せつけられる。
そして気になるのはカウンター。
基本的に決まってない。という表示。
シンガポールT3のような
ほぼほぼ無人の自動チェックイン機に
バッゲージドロップコーナーがある。
対人カウンターは少ない。
もちろん我がEチケットが
自動チェックインを使えるはずもなく。
御覧の混雑。30分ほど。
2時間前到着で正解。チェックインへ。
Eチケットをみて簡単な質問がやはりくる。
それなりの説明もいる。
マイルの登録もアラスカの番号を掲示
さくっと理解していだく大韓の男性グランド。
長距離がんばってと何とも言えない
コメントをもらってバンコク行き
チケットチェックイン完了。
今後こんな説明を各地で求められることを
感じずにはいられない。
前回は眺めるだけだったT2。
非制限エリア内へ進入。
サメのような
カラーリングの旅客機がぎっしり。
朝ごはんの調達にラウンジをさがす。
もちろん
プライオリティパス利用。
イミグレを抜けて最寄り。
251ゲートのすぐそば。
2Fにあがればそこに。
バンコク便の搭乗ゲートもここから5分ほど。
MATINAラウンジがある。
基本的カードラウンジである。
朝飯時、食事コーナーは大盛況。
フルキャリア専用ターミナル。
とはいえみなよく食べる。
いかにもな写真を一枚。
がっつり行きたいところだが
今後の長旅を考慮して控える。
軽めの洋風朝食と前日の
関空大韓ラウンジ
KIRINNビールに続き
仁川朝CASSビールをたしなむ。
どんよりとした曇り空に並ぶスカイブルー。
不思議な表現。
はじまる短中距離便、777-300ER。
さすがにフルキャリア前日の桃に比べれば
十分に今は広く感じる足元。
事前に座席の選べぬチケット
(他一部便指定済み)。
機内は朝の平日ビジネス路線の様相あり。
3-3-3仕様のエコノミー無念の
ど真ん中のみしかなく。
定刻の9時5分。
次の国へTAKE OFF
悲劇まであとあと9時間。
続く。