これはタイトルなき
悲しい旅の記録である。
ただその記録は残念ながら
途中で途絶える。
続ける。
現地時間15時30分。
あまり健全ではない国際線2時間前
チェックインを目指して空港へ戻る。
ここで使うドコモの力。
1時間だけネット利用。
1時間300円。
それはドコモポイントで還元される。
知りたい情報は主にこれ。
QF24便シドニー行きが定刻か否か。
この旅においてウェブチェックインは
すべて不可。
定刻の模様で一安心。
夕刻のごった返すスワンナの人込みを
かき分けNカウンターへ。
意外にもチェックインに徒列なく。
例の工程表兼Eチケットを見せて
最終目的地は?と聞かれるも。
見ての通りの説明を仁川同様繰り返す。
ここからワンワールド3連続。
ラタムグループ発券が続く。
この旅の本質はここから
始まるのかもしれない。そんな搭乗券。
ここでなぜかアラスカのマイレージ番号を
提示するも登録不可と言われる。
ワンワールドしか出来ないと言い切られたので(購入時にはアラスカを選択している)
後で登録するから何も登録せずに
チェックインを希望する。
しかしここでも説明に時間を要すも、
計3枚の赤い搭乗券チェックイン完了する。
さすがにこれは感動する。
あとはこの先の旅の安全を祈願して
混雑の想定される出国済ませる。
意外にとすんなりいける。
搭乗時刻までおよそ1時間。
搭乗ゲートはイミグレ直近のDゾーン。
プライオリティパス利用
数あるラウンジで選択に迷うも
素直に最寄りの地元ミラクルラウンジへ。
すぐさま熱帯の汗を流し、
機内用リラクシングタイパンツに履き替える。
スワンナのラウンジハズレがない。
エアライン系はもとよりミラクルであっても
広くて清潔で料理も程よい。
スタッフの対応も良い。
内容的にはチャンギより上と個人的判断。
シャワーあがりに世界のビールシリーズ、
第三弾みどりのチャング缶を手に取り
カンタス便のヘビーディナーを想定して
軽めの麺とフルーツで調整。
カニカマが流行っているというは
本当のようだ。
ミラクルウォーターをお守りに
1ついただき搭乗時刻に
ラウンジをあとにする。
搭乗ゲート手前で手荷物検査。
カンタス限定の儀式なのかと全員が対象。
ミラクルウォーターも没収される。
階段を降りる。
搭乗もちょうど始まったところ。
搭乗券のバーコードを機会にかざす。
過去一度も聞いたこともないような
エラー音が鳴り響く。
ここで突然。
この旅の記録のクライマックスが突如訪れる。
続く。