それは北海道のほぼ西端、
日本海側に面した街にある。
「かもめ島」そして
「開陽丸」幕末、
ここ江差沖で沈没した軍艦
そんなかもめ島への道中に一見
見逃してしまいそうな
それだからこそ
価値がある極上のお宿がある。
その名も
「江差旅庭群来
(えさしりょていくき)」
もちろんここにはタイトル通り
源泉100%の天然温泉
が湧き出ております。
この無機質なコンクリートの壁(石塀)の
奥にこの旅の目的地がある。
すでにひしひしと伝わってくるその
特別な空気感。
入場というより入城!というにふさわしい。
たった7部屋しかない隠れ家その入口。
ホテル旅館というより、
「住まい」というに近い造り
平屋だてのすっきりとした奥行
天井と窓。白い壁。
あまりに美しく整った
バーとロビーというよりリビング。
直営農場の
サフォーク種羊ファミリーがお出迎え。
ちなみにこのお宿。
繰り返しますが全室分離離れ型の
たった7室の拘りのお部屋となっております↓↓↓
この貫禄。
韶風しょうふう
というなの客室。
今年訪れたホテル史上最も広い玄関。
そう明確に仕切られた玄関。
江差名産、五勝手屋丸缶羊かん
結構癖になるシンプルな羊羹そして
江差地方の郷土菓子「こうれん」
(もち米を使った地元家庭料理)
と言った具合に立ち上がりから如何に地元
特別感がぐいぐい迫ってくる。
寝室とくくれるベッドと
布団が中央リビングの両脇に計4人用
もうお気づきかもしれませんが
この建物の絶対的特徴それはこの窓。
石塀とこの窓の低さが
このプライベート空間の価値をさらに
高めている。そのうえこの窓は客室を
ぐるりと取り囲んだ贅沢な仕様にもなっている
デッキテラス外側から見るとこの様子。
※ちなみにガラスに反射は噂の開陽丸
ちなみにもちろん
こちらの建物はしっかり名のある
気鋭の建築家・中山眞琴氏による設計
こちらはいわゆる一部お酒を除いては
オールインクルーシブという奴で
この他メニューも用意されている
超滞在型のお宿である。
特筆すべきアメニティは下段。
あの四角の紋章あれはまさに
「ウエルネス”をテーマとしたライフスタイル を
提案するナチュラルスキンケアブランド」
THANNではないか。
この辺りもぬかりないさりげない重装備。
私はかつて見たことがありません、
客室にある温泉分析書
この石風呂。たしか京都で・・・。
ただその圧倒的違いは。
これは源泉かけ流し100%の温泉が
常時投入された浴槽!
その風呂いや温泉あがりの
ボディーを優しく包み込むのは
このお宿、オリジナルタオル。
今治タオルとかそういう次元じゃありません。
過去最高のふかふかタオルは成田の
JAL国際線ファーストクラス
シャワールームにあるタオルでしたが
こちらオーガニックコットンこれにて
さらなるふかふか度アップデートされました。
温泉内アメニティは北欧ブランド。
こちらのお宿には無名の商品は
置いてございません。
これが出来るのが客室温泉最大の強み
ここにオールインクルーシブが
加わった日には・・・。
というやつである。
北海道の気候と一時的に
調和する風呂上りとマイルームデッキ
そしてこの眺望はもう誰にも邪魔できない。
ちなみにこの石庭も
国際的に活躍中の彫刻家 安田侃氏
による非日常空間の演出だそうです。
このクラスのお宿になってくると
しっかりとした予習が必須になる
泊まる側にもそれなりの知性が求められる。
それが大人の隠れ家的お宿の
「宿泊ドレスコード」
お食事は完全個室型。
完全プライベート空間でのお食事となります。
客室含め滞在中はこちら
ドリンクメニューがお愉しみ頂けます。
こちらも言わずもがな
北海道ラインナップが充実しております。
という事でこのお宿の真の売りと
言ってもいいでしょう
食と環境にこだわった
上質なご夕食
その素敵な旅路(料理)の開幕です。
※味は伝わりませんのでメニューを参考に
視覚を味覚に置き換えながら
想像のお味をお楽しみください。
どうでしょうか。
錯覚満腹現象を
体感いただけましたでしょうか。
とある同行の某有名飲食関連企業の
バイヤーもうなるコスパ最強
文句なし充実メニューであったとの
こちら勝手なお墨付きディナーで
あったという事をそえて
簡単ながら
このお宿のスーパーディナーの内容を
締めくくります。
あとはほろ酔い客室戻って専用ルームウェア
(部屋着はコシノジュンコ氏のもの)
に着替えてまったりと過ごす。
この街の歴史を知ることもできれば
奥尻のおいしいお水を枕元において
極上の時間が
ただただ過ぎ去っていくのです。
そして恒例のその土地ならではの
旅ラン×朝ラン
後に迎える後風呂温泉(※源泉かけ流し)
そして迎える超健康朝食は
昨晩と同じ個室お食事処で
絶対的自信の表れです。
メニュー表の再登場!
もちろんよそ者はお客のみ、
その他一切ございません。
そしてそんじょそこらの
卵かけごはんとはわけが違います。
自社農場からお取り寄せ。
朝食でこんな贅沢な卵の置かれ方
はじめまして。
非常にシンプルながら
ヘルシーかつ満足度が高い。
そんな内容そこに。
ふわふわ卵かけごはんがやってくるわけで。
締めの西洋りんご、梨に近いような食感。
こちらで胃袋を丁寧に結びまして。
味わいのモーニングコーヒーに到達する。
というわけで隙のないお宿。
語りつくしたところで
終わり。