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【臨】空港チェックイン業務の実態。(実話中編)

 

前編から続く・・・。

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翌朝

と言っても

日付が変わってから就寝しているため同日。

 

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午前6時。

部屋の入口の扉に1枚の紙が挟んである。

早朝5時半に地上業務の代行をしている

スイスポートジャパンから

ヒルトン宛てに送られたFAXの履歴記載。

そこには空港への送迎時間変更した後の「MH71D便」(JL7093D)の出発時刻が記載されている。

 

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午前7時。

朝食を食べながらこの先の予約の変更を

JALのコールセンターに確認して

これから先の事を考え休養する。

 

ポイントとして

※※※※※※

ここでコードシェアが解消されている

案内を受けていれば事件は起きていない

すべては無知による自己責任…

 

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正午。

およそ半日後、成田空港へと送迎される。

少々遅れて出発。なんとなく昨晩より

人数が減っていたような気もする。

 

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13時過ぎ。

バスが空港に着く直前。

前方に座る外国人がなにやら

ディレイという言葉を発している。

空港の発着案内をスマホでチェックしてみる。

するとこの振り返られた「MH71D便」時刻変更が発生している。

それも3時間ほど。バスを降りて

すぐさまチェックインカウンターへ向かう。

マレーシア航空のチェックインカウンターは

もちろん一番端にある。

あろうことか送迎バスの全く逆側に到着する。

つまりその乗客は第二ターミナルを大横断

して一番端カウンターへ大移動

 

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空港中央から何やら大行列が始まっている。

その先にあるのがマレーシア航空エコノミー

クラスのチェックインカウンターである。

300人近い乗客をほぼ同時にホテルから

送迎し同タイミングでチェックインさせたら

こうなるのは必然である。その手続きも

欠航後の乗り継ぎがあればさらに時間を

要していくにはわかりきっている。

 

この辺りのコントロール

一切されてない。

 

幸いビジネスクラスを利用していたため

この行列は回避できた。

そして再びチェックイン。

そのチケットは前日の予約とは全く異なる席。

マレーシア航空のA350ビジネスクラス

シート配列は極めていびつで特徴がある。

それを考えての指定であったがもはや

そんなものは関係ないというチェックイン。

この辺りが結局、

代行会社によるチェックインの痛い

ところであり、それぞれの

航空会社のサービスへのGSの理解度は低い

 

この時予定が大幅に変わった、乗り継ぎの件・キャンセルの件等色々交渉してみるが、いま改めて考えてみては結局この代行業務をしているスイスポートジャパンに何を言っても始まらないというのが現実であったと理解できる。

 

ここには

判断する

知識なければ裁量権

全くないからである。

 

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14時過ぎ。

遅延によるクーポンと欠航証明書を配布され

一旦ラウンジで休む。

なにしろ3時間遅延新しい出発時刻は18時に決定しているわけで山のように時間はある。

ほぼ成田で丸一日足止めを受けているに近い。

 

この後は幾度となく搭乗口の変更を繰り返し

再び雲行きが怪しくなってくる。

最終的に行き着いた搭乗口はバス搭乗での

沖止め。もはや成田空港にも見放された扱い。当然である。機材はA320でもB737でもない。

日本航空で話題沸騰中の

A350である。

 

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17時20分頃

搭乗開始時刻。やっぱりゲートは開かない。

待つこと20分ゲートオープン後バスは出発。

成田史上最も遠い沖止めと言っていい

乗車時間は10分弱。

 

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17時50分

ようやく着席。

これで優先搭乗的出発時刻の10分前である。

変更後の予定時刻に出発が

間に合うはずはない。

 

ここからがさらに長い。

何に時間を要していたのか定かではないが

機体が動き出したのは

さらに1時間おくれて19時。

 

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まだ明るかった車窓が、

日没間際を迎えている。

 

つまりこの便は

前日21時40分発から翌日19時発

21時間20分遅延

して出発したのである。

 

※改めてこのドタバタ劇を振り返ると機体整備とはいえ運航するマレーシア航空は安全のためにやっていることなので遅延することは仕方ないが、

地上での対応(スイスポートジャパン)にはかなり疑問を感じたのが

一人の消費者・旅人としての思いである。

 

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 そして本当の悲劇というより被害はこの後やってくる。

長々となりますが、

これを次回後編にてまとめます。

ぜひ一読いただき同種の被害

起きぬように皆さまで共有して

いただくことを強く願い投稿したいと

思っています。

 

後編へ続く・・・。

 

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