ヤンゴン発券で仕留める1行程JGCへの道⑦(ミャンマー鉄道編)
自由すぎるキオスクがそこら中にある駅。
ザ・東南アジア的風景。
もはやバラストなんてそこにはない。
あるのはただマクラギのみ。
やってきました
噂の日本から送らられてきた車両。
こんなところで久留里線に
出会ってしまうわけで。
これから連結でもするのかと
言わんばかり前方の口をぱっくり
開けてやってくるわけで。
その後部標識は
日本の法を離れて前部標識なのである。
もちろん側面の乗車ドア、
いつでもどこでも自己責任乗車ってやつで。
「ホームドアがあるから安全なんです」
なんて言ってる国から追い出された
進化系と言ってもいいと思う。
良心的でしっかりドアの開閉がない分手すりが備わっている。
走行中も風通しは最高で、英語と第三国の言葉でしっかり禁煙表記がなされている。
すれ違う列車もまた
すべてオープンカーである。
異国の会社のロゴのついた扇風機、
高性能まだまだ現役ばりばりなのである。
これ以上にない天然の風が
縦横無尽に吹き抜ける通気性は
世界最強と言っていい。
運転席の後ろには薄くて
見えそうで見えない路線図と禁止事項。
一番右が最も特徴的。
その後車内で、もと軍人でどうのこうのと
話しかけてくるおじさんにからまれ。
面倒なことになりたくなかったので英語もなにもまったく分からない頭のおかしな人のふりをしてしれっと車内を移動する。
まぁ日本を含め世界にはいろんな人がいることには変わりはない。それ以外は至ってこの国の人は穏やかなでそれぞれが自分の時間の中で自由に生きいると感じる。
40分少々の乗車でヤンゴン中央駅へ。
御覧のようにどちらのJRにいるのかわからないそんな不思議な駅。
久留里線かと思えば、
太多線岐阜行きであったり。
意外と綺麗に整備されて余生送っていたりと。
なんとも入国してすぐ過去の日本と出会うなんとも不思議な体験をするわけである。
車両だけに関わらず信号や線路などの
設備も日本の空気が漂っており。
地上から少し浮かせた分岐器転換装置。
どうやら東武鉄道さんも
ミャンマー鉄道さんにつながりがあるようで。
立派な駅名看板もそなわっているわけである。
切符売り場に路線図。この辺りは中央駅らしくしっかりと整備されている。
跨線橋をわたり改札の外に出てみる。
ぎらぎらにならなそうなタイプ型
の駅舎と表現してみる。
歴史のありそうなこじんまりとしながらも
立派な中央駅である。
そして駅を迂回し中心部へ向けて
再び歩き出す。
現地時間正午、
目指すところ毎日気温36度らしい。
続く。