ヤンゴン発券本丸、弾丸渡米旅。⑰(シアトルの絶景を求めて編)
再び街歩く。
南へ向かって。10分もせずこんな建物。
これ、図書館。
シアトル中央図書館。
この写真に本が無くともこれ図書館。
繰り返すとこれ美術館じゃなく、図書館。
上へ上へと上がっていく。
最上階には誰にも邪魔されない
リーディングルームがある。
ざっくりと潤ってる感満載の
シアトル公共施設のご紹介。
ややホームレス群をかすめながら
さらに南へと足を延ばすと。
こちら。キング・ストリート
ステーション。
内装はこれ。
なんだこの美術館ならぬ駅は。
品がありすぎて言葉にならないそんな駅。
やはりこの西海岸路線。
いつかじっくり乗ってみたいそんな課題を
たくさん残してくれるシアトルの凄さ。
なんだかディズニーシーの鉄道を
彷彿とさせる駅。
これはなんだかロサンゼルスで見たような。
線路は続くよロスまでも。
駅を抜けてさらに南下する。
十分歩ける街シアトル。
真昼間から飲み始めるそんなエリア。
空の上からも確認できた大きなスタジアム。
アメリカ最強の人気スポーツ、
アメフトのスタジアムらしい。
その奥に現れるのがここ。
おなじみ旧名セーフコフィールド?
モバイルパーク。
この辺りがレフト寄りチケット売り場で。
ここからぐるっと回って
ライト側を目指す。
ネットで買うと手数料がかかるので
当日券を窓口で。
テンションの高い荷物チェックを受けて
その入口。いちいちおしゃれな街である。
せっかくなのでこのスタジアムの
最上段を購入時に指定する。
一番安いチケットで。
そしてその絶景へ。
求めていたのは。
メジャーリーグWITH
ダウンタウンの展望であったわけで。
そのためにライト側最上段を
ドッグデー?的なで割引の15ドルで
この絶景を堪能しにきたわけである。
あとは
景色に見合ったビールとホットドックがあれば
もう何もいらないわけであって。
日本の〇・リーグの平日のナイターのごとく
その場所は空いているわけであって。
その周りにほぼ誰もいないアメリカの大都市の夕暮れを眺めながら過ごす時は、もはや
15ドルの壁を越えているのである。
日没は日本では考えられないぐらい遅く、
気温はやや低め。
表現できない西の空、
そこでは野球通達がプレーに食い入り
どこぞの国の応援文化とは
違った空間を作り上げている。
高層ビルに明かりが灯る頃、ここまでの旅路が走馬灯のように頭の中を駆け巡り
弾丸ながらアメリカでの最後の夜を
しみじみと味わう。
カメラの焦点をダウンタウンに・・・すると
スタジアムの照明が暴れだす。
そこには息を飲む絶景が広がる。
SEA、この絶景のために
また訪れたくなる街と言っても過言ではない。
そんな極上のひと時を過ごして
スタジアムを後にする。後は人の流れに沿って
ライトレールリンクに乗って帰るだけ。
ホステルの自販機でペプシを飲んで
ホームレスというより自由人の徘徊する
パイクストリートの夜は更けていく。
続く。