ヤンゴン発券で仕留める1行程JGCへの道⑪(マレーシア短距離ビジネスクラス編)
その往路第一歩となる経由地は
マレーシア・クアラルンプールである。MH741便。
なんとも不思議なEチケットをもった日本人がこの異国でしかもこのマレーシア航空とは関係のない航空会社発券のチケットをもってチェックインするわけである。
ラウンジの招待券をいただきここスカイラウンジへ。
シンガポール・チャンギと同様床はカーペット仕様の本当に新しく綺麗な空港である。
日本をはじめアジア各国の航空会社仕様の看板が並んでいる不思議な入り口。
ちなみにこちらのラウンジ、プライオリティパスでも利用可能ラウンジであるが
今回は招待券をしようしビジネスの乗客として利用。
中はアジアのカードラウンジではなかなか見られない
広々余裕のある空間になっている。
滑走路側に面したエリアも光がしっかり入り込み明るく開放的な雰囲気がでている。
700円ドミトリー朝飯抜きをここで補う。再びモヒンガー投入。
機内食を意識した控えめメニューで。
まだ時間に余裕があったのでしっかりシャワータイム。
尋常じゃなく広いシャワールームとトイレを貸し切ることになる。
ちなみにこのラウンジ、近年では珍しい搭乗案内をボードを掲げた女性が頻繁に行っているのが印象的であった。その代わりいちいち問われる面倒さも無きにしも非ず。
今回搭乗のB737、優先搭乗なるものも特に気にすることもなくラウンジを去る。
ん?ジム・トンプソンヤンゴン空港店?
案外遠い搭乗口。そしてチェックイン同様ノンストップ搭乗へ。
ROAD TO NEW YORK !
と言ってみたくなっただけ。
737最前列信仰右側窓側選択。ウェルカグァヴァドリンクを選択。
超ロング航路、この旅の始まり。
中型機らしからぬ大型メニュー。鮮やかな表紙が食欲を掻き立てる。
裏面にドリンクと食事のメニューが1枚にまとまる。
近距離路線にアルコールの提供はない。
こちらは先日、見事な?胴体着陸をしてくれた噂のミャンマー航空(機材は異なる)
ノーヘル(ヘルメットなし)スタッフがお見送り体制へ。
また後程ヤンゴンへ。
エコノミーとの比較がないので何とも言えぬも。
十分おいしい。陶器の皿への盛り付けは極めて重要な要素である。
お茶の種類が豊富でその中に日本の緑茶があったので選択。
機内エンターテーメントの中に縁のない乃木坂46のJ‐POPがあったので選択。
そんな具合に優雅な昼便でマレー半島を斜め横断していく。
ちぎれ雲が続く美しい景色と定番らしきナッツ。
数年前カタール航空で見て以来、上空で確認出来るメッカ。
タイとマレーシアの国境付近。色調を含めてこの辺りの海と大地はとても美しく
この絶景に合わせて食後にいただくコーヒーとホットチョコレート。
それは短いながらも
至福の時である。
続く。