張り切って2日目最終日も
デリーメトロに揺られて市内へ。
午前中のみのハードスケジュールは
ピンポイント観光地オールドデリー
に向かう。
これまた概ね1時間公共交通でアクセス可能。
昨日とは
逆方向へ2駅ほど。
「Chowk」駅で下車。
そこからおよそ徒歩にて13分。
それがインドの下町オールドデリーを
抜けた先にある世界遺産
「赤い城」
こちらもアクセスは
極めて容易に出来るのがポイント。
駅を出て少々アジアの雑踏の中を
すり抜けて歩いていく感じ。
ちょっと物騒な雰囲気もありつつ
これがほんとのアジアの下町。
さすがに賑わうそして相変わらず
白濁した世界が広がるデリーのど真ん中。
この西に延びる道路の中心は工事中。
推定規模的に地下鉄の建設か何かか。
足元の悪い中、歩く事10分少々。
こんな野郎たちで賑わうお食事処もあれば
何とも華やかなな美女の集団の
映し出された看板もあったりする。
そして到着、本日のメインディッシュ。
デリー2つめの世界遺産見学。
ん???
奥にぼんやりと存在しているのは城門??
その手前にいるベージュの防止軍団は
なんだ??
もう少し寄ってみる。
明らかに体格のいい方々、
軍人または警察というやつの集まりである。
なんかこんなマスコミもいたりする。
いまのところそれだけ。
ただおかしいのは名物リキシャー
客引き軍団がこの世界的観光地に
いない。
そう、つまり本日は閉館。閉店なのである。
で聞いてみる。それはなんで??
その回答は・・・。
「プロテスタント」
一般的英語のボキャブラリーでこれを
聞いたらあ~キリスト教の宗派的な?
みたいな感じがするが
ここで意味は・・・
「抗議活動」である。
何にも知らない旅人は国内事情を知る由もなく
絶好調大規模デモの震源地に
足を運んでいたわけである。
しかたがないので、なんだこの意味深な
木から吊るされたワイヤーは?
と思う1枚の写真の奥にある迫力の城門を
眺めて撤退する。
これはこれで世界遺産を見るより
価値ある体験である。
おすすめは出来ないが。
そんな大したものではないだろうと。
小腹が減ってきたので世界のマクドナルドへ
立ち寄る。
おしゃれすぎる壁画。
ムガール帝国万歳なのでしょうか。
さすが両手を生きていくうえで
しっかり使い分ける国家の象徴
間違いない手洗い場が入口にある。
ちなみに持ち帰りそれは
ブリティッシュスタイル「TAKE AWAY」で
お願いします。
続いて土産を物色。
ちょっと小綺麗なお店を発見。
さきほどの警備員軍団も
ここで食事をしていたり
探していたレトルトカレーを発見。
すかさず購入。
ウェディング用のめでたいお菓子も発売中。
これでも十分お土産として成立する。
飛んでしまってこの風景。
そのわけは。
元来た地下鉄駅、シャッタ―が降りている。
そうつまり公共交通機関の閉鎖が
発生していたにもかかわらず
呑気にマクドナルドとお土産物色を
していたのである。
ということで慌てて大通り
それも客待ちタクシーではなく
鉄板の流しのタクシーをつかまえ
今に至るわけである。
ドライバー曰く。
この辺りは大変危険。
早く立ち去るべきだという。
とりあえず空港メトロは大丈夫であろうと
思い、ニューデリー駅を目指す。
チェックアウト12時にかかるかな
という程度のロスタイム。
それは混みあうデリーの街中。
ハリーハリーのプレッシャー。
きっちり仕事してくれて釣りまで
しっかり準備しようとする健全ドライバーに
口コミを裏切る感動を与えてくれたお礼に
そのまま立ち去る。
赤い城はまたの機会にということで
チェックアウト12時の30分前に帰着。
パッケージがあきらかに
美味しそうなレトルトカレーと
インド版ビックマック、
食して
安心と安全と快適を
「ありがとう」と客室に一礼して
荷物まとめて撤収。
帰国時へ
続く。