やってまいりました夜明け。
テーブルの上に鍵と急須と湯呑。
ルームウェアを脱ぎ捨て
ランニングウェアに着替えて
目覚めの緑茶を嗜む。
それが「京都朝ラン」スタイル。
二条城前を出発、府庁前を通過。
「地球環境宣言都市」ということで
コンビニビニール袋有料化、
定着してきたでしょうか?
西側から御所?御苑?に到達。
そこは「一般参賀のお知らせ」と。
もはや常識ドローン飛行禁止のお知らせ。
苑内のコロナ対策も
しっかり講じられております。
環境省からのお達し。
かの有名な蛤御門より入場!
「焼けて口開く蛤」
ぱっくり開いておられました。
扉の向こう側は輝きと放ちはじめております。
京都とはいえコンクリートジャングルから
解放された特殊空間。
「あらまし」と「歴史」を
熟読したうえで走行されたい。
とうことでどうやら「国民公園」
というジャンルにあたるらしい。
地図上にもある砂利道とは別に
森林に紛れた歩道が随所にみられる
ランにはありがたいコース。
まつのぼっくり
が転がっていたりすごく長閑な異空間
それが京都御苑。
センターには常に御所の
強固な壁が立ちはだかっているわけで。
そのすぐそばに「大宮御所」
現代版国家権力がしっかり
警護しているわけである。
御所をぐるり周回して御所の正門にあたる「建礼門」へ
ここでご来光を浴びることが
どんな贅沢な朝か
身に染みております。
朝ランだから出来る事。
建礼門を独占できる喜び。
価値ある早朝京都ラン。
水分補給も顔を洗える
御門の御前にて。
最後まで外界とは全く異なる気温を
保ち続ける御苑をかけぬけ。
二条城北東へさしかかる。
ここはランナーというよりウォーカー
多数の結構なひとが半時計まわりに
ぐるぐる周回している。
走るのであれば地元高校情報によると
「ニジョラン」というネーミングを
つけられているらしいという付加情報
徳川にはじまり徳川に終わる
その城のお堀はすこぶる立派に
掘られているわけであって。
現代ニッポンにおいては
美観地区に指定されている。
慶喜殿も家康殿も
さぞ喜んでおられることでしょう。
正門から最も近いホテルと言われる所以これ。
真正面の小さなホテルがステイホテル。
真夏の熱帯夜ライトアップ
されているそうです。
四文字熟語が似合う場所という
キャッチフレーズを与えたい。
こちらでちょろっと水分補給
でまったりクールダウン。
以上が
二条城×御所の
スーパーコラボラン。
後は我が家で。
羊羹とお茶を再び味わい。
石風呂に浸かって疲労を取り除き。
また新たな素敵な旅(宿)
を求めて立ち去る。
終わり
※参考ラン動画有り