東洋のパリ⑤。旧市街徘徊前編
日が暮れる前に近所、旧市街の散策へ。
このいかにも怪しげなトンネルを抜けると、そこは。
やっぱりトラフィックジャングルだった。
路地という路地が御覧のあり様。
前述した西洋風の建物とアジアのカオスが混在する旧市街。
なんとも不思議な街である。
何しろ信号が無い。歩道もない。
ないこともないが歩くスペースもバイクで埋め尽くされている。
徒歩よりもバイクが多いのである。
台北もなかなか迫力と感じたがそこにはまだ秩序があった。
ここのドライバーは感と経験だけで運転している。
ふらふら歩いていると。
噂の「フランスパン売りの老女」
不思議すぎるこの街。
この日の気温は20度前後も湿度もまずまず。
過ごしやすい東南アジアは初めてかもしれない。
四季のある街。ならではなのか。
しかし外気よりも排気が気になるそんな街中。
旧市街のやや西より人形劇場付近北にある「CAU GO通り」沿いにあるフォーのお店。
よさげに見えたのでふらっと立ち寄る。
フォー自体も良好。具だくさんのフィッシュボール的なものが入って150円。
店内から外を見渡すとそこにはフォーの山とその他食材が山積みに。
ファーストフォーとしては満足の値段と内容。
じわじわと夕暮れがせまってくるホアンキエン湖のほとり。
ちょっと疲れてホテルへ戻る道中。
食後のスイーツ的なものを探す。
「King Roti」というハノイ風メロンパン屋さんに遭遇する。
店内からいい匂いを発していて客が絶えず繁盛している感じ。
場所は↑↑↑先ほどのハノイの109のすぐそこ。H
「HALLEY HOSTEL」との中間あたりにある。
1個75円。焼きたてのクッキー生地に近いかりかり表面。
その下のふわふわパンとチョコレートソース。
最高にうまい。背景の御覧のようなバイカー達が気にならないくらいうまい。
続いて食後のコーヒーを。
ホテルの前の通りを挟んで目の前にカフェがある。
ショートヘアーカフェだったような。
確かに文字通りのベトナム人夫婦?が
切り盛りしているそんなに繁盛してなさそうなカフェ。
外観はとても清潔でおしゃれな感じ。
いかにも狙い撃ち感のある「Egg Coffee」の看板に誘われ名物を行ってみる。
日本円にして200円以下。コーヒーミルクの代わりが練乳と卵といったもの。
5分ちょっと作成に時間がかかる。それがこれ。
底は普通のコーヒー。表面はこんな具合にふわっとしている。
まぁ素材的にそんな感じのコーヒーである。
後編に
続く。