夜明け。
そうここは離島、沖縄・那覇。
日の出とともに、フロントの前を
通過していく
いったい原価いくらなんだといいたくなる
2泊3日朝食付き11300円の
旅の中日、早朝。
マラソン大会のスタート地点
にでも見たてまして。
シリーズ化しつつある
「ホテルに泊まって
翌朝走ろう!」
第四弾???
出発!
ひとまずホテルの名にちなんだ
首里城へ向かってさらに
小高い丘をあがっていく。
ほんの半年前ここは中華系外国人で
溢れかえっていたわけであって
その面影は微塵にも感じないアフターコロナ。
まだまだ復興中の首里城、
その跡地の石碑、その奥へ。
やっぱり島の高台はどこに行っても
いつ行っても気持ちがよい。
沖縄の事情を象徴するものがこんな
早朝から空を見上げていれば
確認できるわけであって単にこの島を
短絡的感情(Goto問題)で
衰退させてしまうようなことは
あってはならない
「ONE JAPAN」
亜熱帯モードマックス真夏の沖縄
スーパーオンシーズン!
本格的にのぼってくる旭。
城壁が見事な首里城。
城郭をぐるりと回り込み。
地元のおじいちゃんと共に挨拶をかわし
美味しい空気を送り込む我がボディ&ソウル。
旭を浴びて映える白亜の沖縄的住宅群。
自販機が曇るぐらい高温多湿。
真夏はそもそも東南アジア遠征なんて
必要ないにっぽんの国土。
気温は高し。湿度も高し。
されどそれを上回る爽快感があるのが
「旅ラン&朝ラン」
ちょっとしたものがとても新鮮に見えるのは、
旅先だからそれとも早朝だから?
※本格的に朝通勤が始まる前に
引き上げるのが鉄則。
ひときわ存在感のある我が家へ戻る。
およそ毎度毎度の概ね5kmラン。
あとは客室でアフターケア。
さんぴん茶でも飲みながら
心と体を休める。
CNNの時差有りニュースを眺めた後は。
しつこいようですが
11300円。
往復航空券+ヒルトン2泊+
お土産マイル5000円相当
そしてしっかり2日分ついてますご朝食。
ということで運動して代謝のあがった体に
優雅な朝食を投入することに
異議があるものがいようか。
しっかり完璧なコロナ対策で。
いただきます。南国モーニング。
お持ち帰りコーヒーをもって
本日の中日完全フリーで
ホカンスホテルライフを
楽しむだけ。
改めて国内に目を向ける機会があって
それはそれでよかったコロナ禍
こんな素敵なプールにお気に入りの本を
ビーチチェアに添えれば
あなたのバカンスは成立するのです。
がっつり満たした朝の胃袋にそれほどの
ランチは求めておらず
前日仕入れた簡易食材を並べて済ませる荒業。
そして2日目
「ホテルから出ない。」
そんな贅沢な1日があっという間に
過ぎ去っていく。
近所のコンビニで3密居酒屋だけは
避ける食事。
あとルートビアあたりを
流し込んでおけば
この旅は十分に成立するのである。
最終話へと
続く。