これはタイトルなき
悲しい旅の記録である。
ただその記録は残念ながら
途中で途絶えた。
そしていま、マカオ。
Homepage | Galaxy Macau, the World-Class Asian Resort Destination
ここでは淡々とカジノであった小話を続ける。
急遽やってきた。マカオ。
当然持ち合わせの香港ドルもなければ、
ICカードオクトパスもない。
この国では
一文無し状態
というやつである。
こんな事は普通の国では起こりえない。
無料シャトルバスで街中へなんてことは
ありえないからだ。
だからカジノで両替すればいいという頭が
あったので気にせずカジノへ直行。
到着しギャラクシーホテルの
手荷物預かり所を探す。
ホテルのチェックインカウンターとは
別に預り所がある。
有料20香港ドルほど。
これがない。
カードでの支払いはできない。
そんなプチトラブル発生。
両替所は中にしかない。
ATMもあるが反応せず。
わずかな勝負時間が過ぎていく。
そこで絶対に真似してはいけない人込みのある場所にちょっと荷物を紛れさせておいて人間のみカジノの中に入って両替してくる
暴挙にでる。
※絶対に真似してはいけない
(そもそものこんなやつは普通いないが)
そして身軽になり無事にカジノ内へ潜入。
そこで本来使うべきだった
オーストラリアドル・米ドル・ユーロを
すべて両替を試みる。
いわゆる
ドラゴンボール的表現をするなら
元気玉作戦の決行をする。
アジアのカジノ。レート表には
しっかり記載されているものの。
スタッフのオーストラリアドル・ユーロの
取扱い計算に手間取る。
横にいた中国人らしき男にここは
RMBかHKDだと冷やかされる。
これもロスタイムが想定されたので
米ドルと日本円のコラボ約20000円を
両替することにする。
16時のマカオ。その晩21時過ぎには
問答無用香港を旅立つ。
18時頃がマカオ離港のリミット。
短期決戦。
激し攻防のすえ、バンコクからの
帰国便代は取り戻せそうになるも
結果敗戦、撤退。
人生とはそんなもの。
そんなことを気にしている暇もなく。
17時30分ごろホテルシャトルバスで
空港横にあるタイパ島の
フェリーターミナルへ。
もうすでにこんな時間。18時過ぎの
香港セントラル行きに駆け込みたい。
巨大なチケット売り場。
平日の夕方の香港方面は閑散。
セントラルか、九龍か問われる。
18時を希望すと18時30分のを指定される。
この30分は大きい。
過去の経験からこの指定は目安だという
記憶を掘り起こし
乗船口へ突き進む。
当然の閑散具合で。
あっさり18時便に飛び乗る。
マカオ滞在
3時間。
続く。