シンガポールF1グランプリ2019(後編)~1年に1度の究極の夜景~
一寝入りして起床、夕刻。
再びマリーナベイサンズへ。
何やら記念写真で人が集まる。
見るからに、
速そうというより高級そうな車がずらり。
映画の世界で見る奴である。
さて目的地はここ。
サンズスカイパーク。
サンズのプールに入れない人=
非宿泊者向けの展望台と言った感じの場所。
F1に合わせてこちらでの観戦はいかが?
という看板をきっちり出している商売上手。
25SGドルは
およそ2000円・・・。
そこで効力を発揮するのが先ほどのサンズの
会員カード無料アップグレードクラス。
これを見せるだけで
プライスレスで上がれます。
日本人に生まれてよかった瞬間。
トップ100ぐらいに入るだろうか。
船につからにゃ意味が無いと
避けていたスポット、無料とあらばと
ここぞというタイミングで。
ザ・シンガポールという風景に出会える。
そこに水槽がないだけの。
日が暮れる前から結構前の方で
陣取っているのか
単に涼んでいるのか人がいる。
サーキットの観戦席が見える。
あのコーナーを曲がり切れなければドボン!
名物の海峡を通過する大量のタンカー等々
with ガーデンベイなんちゃら。
2012年に宿泊というか
初めてやってきたこのエリア
サンズとビル群の間のあの空白は
まだ埋まらないのか。
陽が傾いてくる。
ナイトシティレース
の名にふさわしい
レースコースを浮かびあげる猛烈な照明。
フラートン前のヘアピンが
燃え上がる。
早朝ぶらり歩きしたコースが大都会の
ど真ん中に待ってました!と言わんばかりの
主張をしはじめる。
漆黒の人工湾とコースの境がくっきり。
ちょっと遠いがSQ協賛の文字が見える。
今日に限らず終日ですがこちらも
本当に美しい夜景。
後ろのおしゃれバー&レストランから
漏れてくる無料BGMが
さらにテンションを盛り上げる。
前回のMDPの夜景の見方とは
また違った雰囲気がある。
カメラマックスで寄ってみる。
マーライオンは残念ながら観戦出来ない設定。
音声はお伝え出来ないが街中から
エンジン音があがってくる感じが好きな人には
たまらない場所でもある。
ということでこれが
1年に1度きりの
シンガポール究極の夜景観戦
である。
大満足して
降りる。
道中ふとコンビニに立ち寄る。
見ての通りセブンイレブン。
見ての通りの日本でもお馴染みの
プライベートブランドのお茶。
ん?
「2.3SG$」=160円越え。
このお茶は税込み100円で買える
日本の庶民の味方。だったはずだが。
国外ではもはや信頼のブランドらしい。
セブンイレブンのしたたかさに完敗。
というより物価がお高いだけの模様。
なんというかLCCの機内販売を
見ているかのような価格設定。
カップヌードルに250円は
出せません。
ついでなので
ブギスジャンクションを
ぶらりしてみる。
こんな感じに日本のQBを圧倒する
ワンコインヘアカット屋さんがあったり。
もはやブームも発症も何もいったい誰が
何を・・・。わけのわかない方向性。
斬新すぎる食べ物があったり。
にっぽんの心というか関西の定番。
大阪王将が出店してたり。
なんかちょっと看板が違う
シンガポールQBもあったりする。
日式カレー唐揚げ入りは700円オーバー。
松屋のカレ牛辺りの素晴らし伝えてあげたい。
あらゆる日本食に出会えそうな
ブギスジャンクションの地下フードコートは
見ているだけでも飽きない。
こんな感じでホテルに一旦引き上げ。
そして始まる。
新しい旅路。
続く。